5年生存率3割

舌がんと診断されました。そのメモです。

入院,手術

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そしてなんだかバタバタと(か,確定申告が……,うう,データが飛んだ! どどどうしよう,というトラブルを抱えたまま)入院し,手術となりました。

 

入院した日は手術に関係する人たちがつぎつぎに挨拶に見えて,麻酔をかける手順やそのときはどうやればいいのか,手術がどんなふうにおこなわれるのか,手術後にしばらく過ごすことになるICU(Intensive Care Unit,集中治療室)がどんなところなのかやら説明してくれました。あまりにも「つぎつぎ」なので,ろくに覚えていません。せっかくの配慮なのに,ちゃんとメモをとっておけばよかったですね。

 

翌日が手術でした。

 

朝の8:30に,病室から歩いて5分ほどの手術室へ。

手術室の手前で病棟の看護師から手術室の看護師へ引き渡されます。ここがちょっとしたラッシュアワー並みなのです。朝イチで手術をする人がこんなにいるのか,と少々気押されます。引き継ぎが済むと,今度は車椅子で手術室へ。ビニールの帽子と,ベリベリと剥がせる術衣で,渡されたリネンを抱えて……という同じ格好をした患者が,控え室から潮が引くように減っていきます。

 

(手術室では,主治医の顔が見えてほっとしたことと,麻酔は説明どおりなんだなぁと当たり前のことに感心したり……,なんだかんだとやはり緊張していたのでしょうね。)

 

あとはもう,麻酔が覚めるまで,本人はまったくの白川夜船です。

 

大きな手術だったので,家族は丸1日,控室にいたり,レストランで食事をしたり,患者図書室で時間をつぶしたり,休憩室でお茶をしたり,……と落ち着かない時間を過ごしたようです。でもその日のうちに帰れてよかった,とのこと。

 

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