5年生存率3割

舌がんと診断されました。そのメモです。

PET検査

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手術をすると決めてからは検査に次ぐ検査。病院になんども通うことになり,近所でよかった……と思ったことです。唯一ほかの病院での検査はPETでした。

 

ナントカ村山の病院,と言われてもピンときません。

JRの駅からタクシーで行くところ,とまで説明を受け(さすがにそのJRの駅くらいはわかります),とりあえず行ってみるしかありません。タクシー代は払ってくれるから領収書をもらっておくように,との注意もありました。

 

ずいぶん前のTVのバラエティー番組でナントカ村山というキーワードがあったような気がします(見たことはないのでうろ覚えの知識ですが)。どんな山の中? です(でもまあそちらは東村山で山の中ではないけれど,今回の検査の病院とはちょっとちがいました)。

 

で,PET検査ですが,先日のTVドラマ「白い巨塔」(岡田准一財前五郎)でもしきりに「ペット」という言葉が出てきました。この検査のことだと思いますがとくに説明もなく,誰でもわかっていることなんでしょうか。知らないのはわたしだけ?

 

ググってみると,「PET検査とは陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography)のこと」で,「早期発見のため,特殊な検査薬で『がん細胞に目印をつける』というのがPET検査の特徴です」とのこと。

PET検査とは?|基礎知識&治療説明|がんと生活習慣病の早期発見サイト「PET検査ネット」

 

検査は3時間強,ただただじっとしている時間が長くて(本も読めない)退屈でした。

検査前には340mlの「い・ろ・は・す」を飲みきるように,検査後はトイレに寄ってから検査ゾーンを出るように指示がありました。微弱とはいえ放射性物質を使うので,管理は厳重なのでしょう。そして検査結果のDVDを渡されて,終了。このDVDはWindowsでしか見られないので,Macユーザだと宝の持ち腐れですが。

 

会計はぎょっとするほどの額で,いっしゅん財布の中を確認してしまいました(クレジットカードが使えて,ほっ)。

 

事前に言われていたように,確かにタクシー代は出してくれました。行きは領収書を渡すと現金で払ってくれ,帰りはタクシーチケットです。会計窓口の後ろのほうにはタクシー会社直通の電話が2台。

 

昔むかし,親戚の見舞いに行った地方の病院にもたしかこんな電話があったようなことを思い出しました。病院はタクシーが客待ちをしているもの,ではないのですね。

 

帰りのタクシーの運転手は話好きで,病院がタクシー代を出すのはバスに乗ってほしくないかららしい,なんていうことも言っていました。 地元への配慮でしょうか。

でもまあきっと会計の中身にタクシー台も含まれているのでしょうが。

 

 

(画像は,この時期に撮った関係のない建物です。)

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